隠れダーウィンを探せ!

ガラパゴス諸島のユニークな生態系を一躍世界に知らしめたのが、進化論でお馴染みのチャールズ・ダーウィン。
彼は今もガラパゴス諸島で親しまれていて、ダーウィンの名を冠にしたお店がいくつもあったり、ダーウィンモチーフのお土産が売られていたりします。
しかしそれだけではありません。
ダーウィンはもはや、想像以上にガラパゴスの風景に溶け込んでしまっている…!
気付かない人も多い?町に潜み守護神のごとく人々を見守る隠れダーウィンを紹介します。

サンタ・クルス島の隠れダーウィン

場所は、中心地からチャールズ・ダーウィン研究所へ向かう一本道の途中、Red Mangrove Hotelを過ぎたあたり。
ぽつりと出現する、ダーウィン像との記念撮影スポット。

サンタ・クルス島、ダーウィン像との記念撮影スポット

…お分かりいただけただろうか。

ではクローズアップした写真でもう一度ご覧頂こう。

 

 


サンタ・クルス島の隠れダーウィン

ばぁ。

ダーウィン像の隣のアーチのトップ部分で、顔だけの姿になりながら記念撮影に勤しむ人々を見守っておられるのに気付きましたね。
宙を浮遊しているような、いや、もしや髪の毛や髭が顔を纏う枝に絡まってとれなくなってしまっているのではないかと考えてしまう、大変興味深いデザインの隠れダーウィンです。

サン・クリストバル島の隠れダーウィン

続いてはサン・クリストバル島、ダーウィンがガラパゴス航海時最初に上陸した島です。
ゆかりが深いこの島の隠れダーウィンは、なんと港の目の前にいらっしゃいます。

サン・クリストバル島港の目の前にある建物

…お分かりいただけただろうか。

それでは正解箇所をクローズアップでもう一度ご覧いただこう。

 

 


サン・クリストバル島の隠れダーウィン

ばぁ。

正解は壁画の左上。こちらもやはり顔だけの姿で、真剣な表情で港から出てきた人々を出迎えています。
嵐に吹き荒ばれたのでしょうか、ヘアスタイルの大幅な乱れが少々メデューサを彷彿とさせる、ギリシャ彫刻さながらのデザインと迫力。
ペリカンやアホウドリたちと並んで空中を漂いながら島にまなざしを向けるという、この壁画の構図も非常に斬新でメッセージ性がありますね。

あなたも見つけよう、隠れダーウィン。

今回ご紹介したのは私のイチオシの隠れダーウィンです。
ガラパゴスでは生き物たちに目がいきがちですが、町中を注意深く観察してみると意外なところで隠れダーウィンに出会えるかもしれません。
その暁には是非私にも教えてください。
やはり顔だけの姿なのか、とても興味があります…。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ガラパゴスバットフィッシュ愛好家、NPO法人日本ガラパゴスの会スタッフ。たまたま本で見たガラパゴスバットフィッシュに大恋愛し、大学在学中に2度ガラパゴス諸島に渡航、バットフィッシュを観察。 卒業後は、ガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン研究所のボランティアスタッフとして活動。およそ1年半をガラパゴス諸島及びエクアドル本土で生活した。現在、ガラパゴスバットフィッシュやガラパゴス諸島に関する寄稿、トーク、講演を行っている。