世界一楽しい魚市場はガラパゴスにあり

世界一楽しい魚市場はガラパゴスにあり アイキャッチ

様々な種類の魚が並び人々の活気がある魚市場、見ているだけで楽しいですよね。
さて、記事タイトルをご覧の通りただ今よりガラパゴス諸島にある魚市場をピックアップし、そこを「世界一楽しい魚市場」と申し上げるのですが…

「私がひいきにしてる魚市場を差し置いて世界一とは何事!?」

とカチンと来た方もきっといらっしゃいますよね。
お願い申し上げます、どうかもう少々お付き合いください。

これから続く内容をお読み頂ければ、「あぁ、そういう感じね」とご納得されると思います。
なぜなら、ガラパゴスの魚市場は私たちが想像する魚市場とだいぶ方向性が異なるのです。

それは、サンタ・クルス島のメインストリートにある小さな魚市場

ガラパゴス諸島で最も人口が多いサンタ・クルス島。
島のメインタウンであるプエルト・アヨラの港から、チャールズ・ダーウィン研究所方面にメインストリートを沿って歩いていくと何やらにぎやかな場所が目に入ります。

そう、そここそが名物の魚市場!

ガラパゴス諸島サンタ・クルス島の魚市場

ここは日曜日を除いた週6日、毎日朝(8時頃~)と夕方(17時頃~)に営業しています。
毎日獲れたて新鮮な魚を量り売りで購入できますよ♪

おすすめはマグロ(キハダマグロ)!
1ポンド(約453g)で3,75ドルと、日本人にとってはお値打ち価格♪(※2016年時の価格)

…ってこの写真。後方にすごい違和感を覚えませんか。

だって…ほら…!

魚市場の後方に…①

拡大してみますよ…

魚市場の後方に…②

明らかに人間でないものたちが控えておられる。

魚市場を後ろから撮ってみる

もしかしてこれ全員…魚市場従業員…!?

この魚市場は、利用客層の幅が広い!

まるで従業員かのようなこの集団は、紛れもなくお客様でございます。
そうですよね、魚はこの方たちのご飯なのですもの。

魚市場は人間のためだけのものと無意識に思い込んでいた自分の傲慢さに反省してしまいました。

人間よりも動物のお客様の方が多いこの魚市場の様子が、「世界一楽しい」と言われる所以なのです!

世界一楽しい魚市場

この方々は、魚市場におこぼれをもらいにやってきます。
漁師さんが売り物にならない部分をカットして投げると…

おこぼれをゲット!

キャーッチ!!
ペリカンたちの「あー!いいなー!」という表情がとてもいいですね。

魚市場のヘビーユーザー、レギュラーメンバーたちを紹介!

この魚市場に沢山の動物が集まることは、ここまでの内容でもう読者の皆様に伝わったかと思います。
人間のお客様と同様に動物のお客様も毎日さまざまな魚市場。
しかし、毎日どの時間に訪れてもこの方々はほぼ必ずいらっしゃる!というレギュラーメンバーがこちらです!


カッショクペリカン

カッショクペリカン

圧倒的皆勤賞。
同時に、他の動物たちより常に大勢揃っているカッショクペリカンの皆様。
しかし、難点は大人しいが故にアピールが弱いところですね。
漁師さんに絡んでいくことはせず、お行儀よくひたすらにおこぼれをもらえるのを待つ優等生タイプ。

ヨウガンカモメ(イワカモメ)

ヨウガンカモメ(イワカモメ)

単身の他、2羽ペアでやってくることも多々。
おこぼれをもらえるチャンスにわくわくしてか、基本的に落ち着きがなく魚市場のフロアを歩き回っています。
そのうちにいつの間にかヨウガンカモメ同士でケンカを始めたりします。
鳴き声がよく響く魚市場の賑やかし要員。

グンカンドリ

魚市場のグンカンドリたち

主に魚市場の屋根やすぐそばの電柱の上にいる、一見気付かれにくい隠れたお客様。
おこぼれがもらえるのを正面から待つ正統派ではなく、隙を見ておこぼれをさらっていく系。
漁師さんが品物から目を離した隙や、おこぼれをゲットした他の動物たちの隙を虎視眈々と狙います。
こういったずる賢い頭脳系の方々のお陰で、魚市場の人間(動物)模様や物語が盛り上がるのです。

アシカ

魚市場で媚びるアシカ

この方々は媚びる。とにかく媚びる。
お魚を捌く漁師さんはもちろん、それを買いに来た人間のお客様にまで媚びます。
そのアピール力と愛くるしさでおこぼれ獲得率第一位。
やはり愛嬌は生き抜くのに大事なんだなぁ、と我々に思い知らせてくださいます。

おまけ

時折このようなお客様もお見えになります。

魚市場にやってきたウミイグアナ

ウミイグアナさん、あなたは草食でしょ!


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ABOUTこの記事をかいた人

ガラパゴスバットフィッシュ愛好家、NPO法人日本ガラパゴスの会スタッフ。たまたま本で見たガラパゴスバットフィッシュに大恋愛し、大学在学中に2度ガラパゴス諸島に渡航、バットフィッシュを観察。 卒業後は、ガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン研究所のボランティアスタッフとして活動。およそ1年半をガラパゴス諸島及びエクアドル本土で生活した。現在、ガラパゴスバットフィッシュやガラパゴス諸島に関する寄稿、トーク、講演を行っている。