ガラパゴスバットフィッシュは飼育できる?どこの水族館で見られる?

ガラパゴスバットフィッシュは飼育できる?どこの水族館で見られる? アイキャッチ

「へんないきもの」「ざんねんないきもの」「波打際のむろみさん」などに登場し、生き物マニアの間で密かに人気があるガラパゴスバットフィッシュ(レッドリップドバットフィッシュ)
口紅を塗ったかのような真っ赤な唇と、魚なのに「歩く」というツッコミどころ満載のこの魚、実際に見てみたい・飼ってみたいと思う方もいるのではないでしょうか。
本ブログのタイトル通り、多くのバットフィッシュを実際に見てきたガラパゴスバットフィッシュ狂の私が解説致します。

ガラパゴスバットフィッシュ(レッドリップドバットフィッシュ)がどのような魚かは以下のページに詳しく掲載中です!

ABOUT GALAPAGOS BATFISH

飼育できるの?

単刀直入に申し上げますと、ガラパゴスバットフィッシュは飼育できません。
というのも、販売流通していないからです。
彼らの生息域であるガラパゴス諸島の領海は海洋保護区であり(そもそもガラパゴス諸島自体が世界自然遺産で自然保護区)、地元の漁師でさえ厳しい制限内で漁業を営んでいます。
ガラパゴス諸島の生物を諸島外に持ち出すことは禁止であるため、このガラパゴスバットフィッシュが世界のアクアリウム業界に流通する可能性はゼロと言えるでしょう。

どこの水族館で見られるの?

個人で飼育できないなら水族館で、と思いますよね。
しかし世界のどの水族館でも展示は行っていません。
先に述べた通り、流通が行われていないため水族館でも入手することができない魚なのです。
ただ、近縁種で主にカリブ海に生息するウォーキングバットフィッシュ(ロングノーズバットフィッシュ Ogcocephalus corniger)やポルカドットバットフィッシュ(Ogcocephalus radiatus)は日本でも展示している水族館がいくつかあり、アクアリウムショップで販売されることもあります。
これらのバットフィッシュは唇は赤くありませんが、大きさ・フォルムや歩く様子はガラパゴスバットフィッシュとほぼ同じでとても可愛いですよ。

どうすればガラパゴスバットフィッシュに会えるの?

方法はただひとつ。ガラパゴス諸島でスキューバダイビングすることです。
シュノーケリングで見られる水深でガラパゴスバットフィッシュが見られることはまず無いため、ダイビングで挑みましょう。
ガラパゴスバットフィッシュは冷たい水温を好むため、最も水温の下がる8月と9月(平均水温22℃~16℃)が遭遇率が高いベストシーズンです。
ガラパゴス諸島の海は複数の海流がぶつかるため初心者向きのダイビングスポットではありません。
私個人の経験から申し上げると、
・中性浮力がとれること
・30本はダイビング経験があること
は最低でもクリアしてから臨んだ方が良いように感じます。

ガラパゴスバットフィッシュ(レッドリップドバットフィッシュ)ご尊顔

しかし、ガラパゴスのどのダイビングポイントでもガラパゴスバットフィッシュに遭遇できるわけではありません。
いくつかスポットはありますが、最も遭遇率が安定しているのはフロレアーナ島です。
ダイビングクルーズはもちろんですが、サンタ・クルス島にある多くのダイビングセンターがフロレアーナ島へのデイツアーを行っているため、「バットフィッシュが見たい」という旨を告げた上で申し込みましょう。
非常に悲しいことですが、なにぶんマイナーな魚であるため、バットフィッシュが見たいと希望するダイバーがいない場合はガイドが捜索しない、又は見つけてもスルーする場合があるのです…。
※フロレアーナ島以外のバットフィッシュポイントが知りたいという方がいらっしゃいましたら、CONTACTより私にご連絡ください。

現地でしか見られないレアな存在のガラパゴスバットフィッシュ、この記事を読んでますますご興味がわいたようであればとても嬉しいです!

《筆者は何者?私がバットフィッシャーになった経緯はこちらの記事をどうぞ!》

きっかけ

 


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ABOUTこの記事をかいた人

ガラパゴスバットフィッシュ愛好家、NPO法人日本ガラパゴスの会スタッフ。たまたま本で見たガラパゴスバットフィッシュに大恋愛し、大学在学中に2度ガラパゴス諸島に渡航、バットフィッシュを観察。 卒業後は、ガラパゴス諸島のチャールズ・ダーウィン研究所のボランティアスタッフとして活動。およそ1年半をガラパゴス諸島及びエクアドル本土で生活した。現在、ガラパゴスバットフィッシュやガラパゴス諸島に関する寄稿、トーク、講演を行っている。